不動産は固定ではない時代にならないのか

不動産について、幼少の頃から数えると、私の実家は何度も引越しをしている。最初は、両親が結婚した時に購入した35坪程の土地に小さな家を建てたもので、幼稚園頃までは、そこで過ごした。その後、小学生、中学生の頃に過ごした家、高校生の頃に過ごした家、大学2年頃に過ごした家、現在、両親が住むために購入した家で、両親は、5回も戸建住宅を購入していることになります。不動産という言葉を考えると、そこにずっと住み付くイメージではありますが、私の実家は、この不動産購入という言葉には当てはまらないような気がしています。家族それぞれの通学通勤や、行動範囲を考えて、いつも臨機応変に移り住んでいたのです。あまり数十キロも離れた場所ではなかったので、引越しをする必要がそれ程あったのか疑問ですが、振り返ると、学校などの近くにいつも住んでいました。バブルの時代というのもあったのかもしれませんが、今ではローンを20年、35年で支払うということも大変な世の中であり、5回も戸建住宅を購入するのは、現実的ではないように思います。しかし、住宅は本来、人間が一生掛けて手に入れる時代が果たして正しいのかと考えてしまう。もう少し不動産を安くで手に入れることができれば良いと思うのですが、資材を安くすると業者は大変なことになると思います。しかし、土地の値段を全体的に下げるとどうでしょう。問題は多くありそうですが、海外からの購入に対しての対策などを考えて、国民や納税者への購入権を設定するなどして、思い切って土地の価格を下げてはどうかと思う。不動産屋はサービスを改善して手数料を少し上げれば良いのかもしれない。そして、人々がその土地に縛られず、自由にその時代やライフスタイルに合った場所で生活できるようになるのが理想ではないかと思う。住めないけど価値があるから残してある土地や、人間が日々無駄な移動を繰り返しているのが気になります。

赤松秀夫殿

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